公開日: 2012年8月10日 14:05:41
最終更新: 2012年9月22日 13:35:55

DHCP による IPアドレス自動割り当て

DHCPサーバ設定

DHCPサーバは、接続してきたクライアントに対して自動的に IP アドレスを割り当てます。DHCPサーバを利用すれば、接続するクライアント側で ゲートウェイや DNS サーバなど面倒な設定を行わなくても、「DHCP による自動割り当て」と設定するだけでネットワークに接続することができるようになります。

dhcpd のインストール

dhcpd がインストールされていない場合は、yum コマンドでインストールします。

dhcpd.conf の編集

dhcpd の設定は /etc/dhcpd.conf を編集します。

default-lease-time 21600;	# IP アドレスのリース期間(秒)
max-lease-time 43200;		# IP アドレスの最大リース期間(秒)

ddns-update-style none;		# dhcpd-3.0 以降では必須

# デフォルトゲートウェイ、ネットワークの設定
option routers 192.168.0.1;			# ゲートウェイ、もしくはルータのアドレス
option subnet-mask 255.255.255.0;	# サブネットマスク
option broadcast-address 192.168.0.255;	# ブロードキャスト

# /etc/resolve.conf でDNSサーバを確認
option domain-name-servers 172.16.0.100, 172.16.0.200;

# 貸与するIP アドレスの範囲
subnet 192.168.0.0 netmask 255.255.255.0 {
	range 192.168.0.2 192.168.0.24;
}

重要: option domain-name-servers でクライアントPCが参照する ISP の DNS サーバを指定します。これが無いと、IP マスカレードを行っていても Web ページが取得できないことがあります。(IP アドレスでのアクセスは可能。)

DHCP インターフェイスの設定

複数のインターフェースがある場合は /etc/sysconfig/dhcpd で dhcpd を走らせるインターフェイスを指定しておかないとうまく動きません。また、指定した NIC が、dhcpd.conf に指定した IP 範囲と異なるときも動作しません。

# Command line options here
DHCPDARGS=eth1		# LAN側 NIC を指定

DHCPサーバの起動

/var/lib/dhcpd/dhcpd.leases にリースされたホストが表示されることを確認します。
動作に問題がなければ、PC ブート時に dhcpd が自動起動するようにしておきます。
重要: SELINUX によって dhcpd が制限されていることがあります。