公開日: 2012年8月8日 15:30:32
最終更新: 2012年10月26日 14:10:17

Linux をリモートインストールする(VNC)

PC は複数あるけどモニターが一つしか無いとか、グラフィックボードの性能が低くて GUI でインストーラが起動できないとか、間違って動かなくなっちゃったサーバの再インストールしているのを上司に見られるとヤバ(ry とか、いろいろな大人の事情によって、遠隔操作で(こっそり) Linux をインストールしたい場合、vnc によるリモートインストールを行うことができます。

まずはインストールCDをセットして起動します。インストーラが起動し、「boot: 」と表示されたら、以下のコマンドを入力します。

「パスワード」にはリモートログイン時に使用する任意のパスワードを指定します。
# 英語キーボードのキー配列になります。「=」は「^」のキー(日本語キーボードでは「へ」のキー)を shift を使わずプッシュします。

続く画面で IPアドレス、サブネットマスク、ネームサーバを指定します。同一ネットワーク上に DHCPサーバがある場合は動的にIPアドレスを取得できます。

あらかじめ使用するIPアドレスが決まっている場合は、以下のようにipアドレス/ネットマスクを指定することもできます。

メディアチェックが起動します。通常は Skip して構いません。

media check

・NIC が複数ある場合は、どの NIC を使用するか聞いてきます。

インストーラが、ネットワークカード及び VNC サーバを起動します。

vnc server start

クライアントPC で RealVNC などの VNC viewer ソフトを起動し、指示どおり「192.168.1.10:1」に接続します。

vnc viewer

ここで聞かれるパスワードは「vncpassword=」で指定したパスワードです。

password auth

VNC接続すると GUI インストール画面が表示されますので、あとは通常どおりインストールを進めます。

言語の選択: 日本語を選択します。

キーボード配列: 日本語を選択します。

インストール先ディスクの選択:: 通常の内蔵 HDD にインストールしますので、「Basic Storage Device」を選択します。

警告画面が表示されます。他の OS とデュアルブートする場合などディスクにデータがある場合はバックアップを取るなど十分に注意してください。

ホスト名の設定: とりあえずはデフォルトで良いでしょう。あらかじめホスト名が決まっている場合はここで入力します。

タイムゾーン: アジア/東京 を選択します。
「システムクロックで UTC を使用」のチェックは外します。

管理者パスワード: root のパスワード設定です。任意のパスワードを入力します。

パーティション設定: 全てのディスクを使用します。
デフォルトのレイアウトではext4 + LVM の構成になります。不都合がある場合は「Create Custom Layout」を選択して、手動でパーティションを作成します。

ディスクの内容はすべて削除されます。問題ない場合は「Write changes to disk」をクリックして進みます。

インストールタイプの選択: 最小インストール+デスクトップを選択します。
また、「今すぐカスタマイズ(C)」のチェックを入れて進みます。

インストールパッケージのカスタマイズ: 開発ツールのみ追加しておきます。gcc などコンパイラやライブラリが含まれています。

インストールが始まります。最小インストールの場合早ければ数分で完了します。

インストール完了画面が表示されたら「再起動」をクリックします。

インストール後

再起動後に以下の様な画面が表示される場合があります。設定変更の必要がなければ「QUIT]で抜けます。ここではIPアドレスの設定を確認するため「Network Configuration」に進みます。

「Device Configuration」を選択して Enter。

複数の NIC がある場合はここでデバイスを選択します。

VNC インストール用の IP アドレスが設定されているようです。変更せず「Cancel」します。

setup Utility の画面を抜ければインストール完了です。